「反日マスコミ」の件。①
現代社会には、情報が氾濫している。
押し寄せる膨大な情報の中から、正しいモノを見つけ出すのは容易ではない。
そうした中で、ある程度の“道標”となるのが「マスコミ報道」であるハズなのだが
いや、私がそう思い込んでいたのだが、実情は違うようである。
最近の騒動で、韓国政府の“異常行動”と併せて目立ったのが
「一部のマスコミによる、極端な偏向報道」
であろう。
彼らは政府の発表を無視するかのように「輸出規制(制限)」という単語を使い続け
かなりの間、その制度の内容を正しく伝えるコトもなく
今回の措置が、韓国経済にダメージを与えるために行われたかのように報じ続けた。
また措置の理由について、韓国の管理体制に問題があると明らかになった後も
「歴史問題の報復として、国際社会では受け止められている」
などという、噴飯モノの論調を崩さなかった。
その『国際社会』とやらは、具体的にドコなのやら。
その挙げ句
「何十年も積み上げてきた友好の歩みを、粉砕する所業だ」
「こんなコトを続ければ、“過去を反省しない国”と軽蔑される」
「日本は直ちに措置を撤回し、対話のテーブルに着くべきだ」
とまあ、荒唐無稽で恥知らずな主張を、韓国と一緒になって喚き散らす始末である。
誤解のないよう申し上げるけれど、私は別に
「日本のマスコミなんだから、日本の味方をせんかーい!」
などと主張するつもりは、毛頭ない。
ホントに日本政府が間違っているなら、いくらでも批難するべきである。
ただ明らかに道理の通らない、しかもウソとエゴにまみれたワガママを
あたかも正論であるかのように喚き散らすのが、許せないダケなのである。
昔から『過ぎたるは、及ばざるがごとし』と言うけれど
意図的にネジ曲げられた情報など、役に立たないどころか“毒”でしかない。
(続)