もはや勘弁あいならん!

魑魅魍魎が跋扈する現代社会を、独自の目線(という名の偏見)と怒りの刃で斬りまくる、ストレス発散ブログ。

【ホワイト国】狂騒曲②

そもそも【ホワイト国】って何ぞ?

と調べて見たところ、日本では経産省が【安全保障貿易管理】という制度を取り仕切っており、これは

大量破壊兵器の拡散防止などを目的とした国際的な枠組みや条約に基づき、自国の法令を以て厳格な輸出管理を行う」

という【国際輸出管理レジーム】に基づいた制度で、要は
 
「危ねーヤツに危ねーモノを渡さないように、売る方が厳しく管理してちょうだいよ」
 
という、国際的な取り決めに従ったモノだ。
つまり優先度は非常に高いワケである。
そしてこの制度では、軍事転用が可能な特定の品目や技術について、取引の都度

「誰が、どんな目的で、どれぐらいの量を必要としているのか」

という申請を行い、審査を受けるコトを義務づけている。
身近な例で言うなら、
 
「キチンと医者の診察を受けて処方箋をもらわないと、強いクスリは買えない」
 
というのと、同じようなコトだろう。

ただし国際貿易では、その種類も量も頻度もケタ違いである。
“お得意様”ともなれば、その事務負担は膨大なモノとなる。

そこで【ホワイト国】なのである。
大雑把に言えば
 
「規制対象となる取引について、自国内で適切に管理できると判断できた国に対し、3年間は“顔パス”を認める」
 
というモノで、どの国を【ホワイト国】として認定するか、その裁量は運用国にあると定められている。
上の例えで言うなら
 
「院長が許可すれば、最初に処方箋をもらってから3年間は、薬局で保険証を出すダケで同じクスリを何度でも買える」
 
みたいなコトになる。
日本は今回、この優遇対象から韓国を外し、これに韓国が反発しているというワケだ。

さあ、ここからが本題なのである。
(続)

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