もはや勘弁あいならん!

魑魅魍魎が跋扈する現代社会を、独自の目線(という名の偏見)と怒りの刃で斬りまくる、ストレス発散ブログ。

心愛ちゃんの件。③

なぜ、心愛ちゃんが殺されなければならなかったのか。

その経緯を説明する記者会見の場で、この痛ましい事件の片棒を担いだ“張本人”は
記者からの厳しい質問攻めを受けていた。
そして、容疑者にアンケートのコピーを渡した理由について

「威圧的で恐怖を感じた」

と、この担当者はホザいた。

フ ザ け る な ! ! !


庁舎の窓口だか応接室だかで、テーブル挟んで恫喝されているオッサンと
逃げ場のない自宅で、虐待を受け続ける小学生の女の子と
どちらの苦痛や恐怖が大きいか、想像できないハズがない。

虐待をしている容疑者に、告発者は娘だ、などと告げグチすれば
虐待がエスカレートして危険な状況になるコトぐらい、予想できないハズがない。

そういう危険から子供を守るコトこそ、児相の役目なのだから
それこそ、お役所お得意の「タライ回し」や「一点張り」で、拒否し続けるべきであったろう。

なのにこの男は、その場の煩わしさから逃れるためダケに
心愛ちゃんの悲痛な叫びを、思いを、命を差し出して、己が“盾”としたのである。
こんな非道が許されるだろうか!?

帰宅した容疑者が、アンケート片手に激しい虐待を繰り返したであろうコトは、想像に難くない。
助けを求めた相手に裏切られたと知った心愛ちゃんのショックは、絶望は、恐怖は、一体どれほどのモノであったろう。
胸が張り裂けそうで、涙が止まらない。

これは「情報開示に関する条例違反」などという、軽々しい問題ではない。
未必の故意による間接殺人」と称しても良いぐらい重大で、残酷な事件なのである。

さらにこの事件では、容疑者の妻も「虐待を止めなかった」として逮捕された。

「暴力が自分に向くのが怖かった」

そうである。

この妻自身も、また暴力の被害者ではあるのだけれど
だからと言って、幼い子供を“盾”にするのか!?
しかも心愛ちゃんはアンケートで、容疑者から妻への暴力にも言及し、守ろうとしていたのに、である。

守ってくれると信じていた相手に、立て続けに裏切られる。
虐待どころではない、もはや拷問である。

幼い子供の命を枕にして、この人達は毎晩どんな夢を見ていたのか。
怒りを通り越して、吐き気すら覚える。

心愛ちゃんが、せめて今は楽しい夢の中にいるコトを、願って止まない。
(了)

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